妊婦の海外旅行保険 って?(後編)【妊婦の旅】
妊娠中の海外旅行保険の後編です。
(前編目次)
2.そもそも妊婦は海外旅行保険に入れるのか
3.妊娠21週(6ヶ月半)まで
a.21週と22週で大きな壁
b.21週までは日本の保険会社へ
4.妊娠22週(6ヶ月後半)以降
a.日本の保険会社は頼れません
今回の2人目妊娠中、海外の予定は23週と26週だったので前回触れた日本の会社の保険も使えません。
仕方なく必死で探したのですが…
結局、日本の保険会社の保険には、22週以降の妊娠に起因する通院に適用される保険は見つかりませんでした。
そうなると、取る手段は3つ
・旅行を諦める
・無保険で飛ぶ(クレジットカードの付帯保険はあるのでケガや風邪は大丈夫ですが)
・海外の保険会社を探す
b.海外の保険会社
心の底から旅を愛している為、どうしても旅は諦められず、かといって無保険は恐ろし過ぎる…
そうなると、なんとか海外の保険会社を探すしかありません。
日本のサイトを検索してもあまり有益な情報は見つからず、「Pregnant」「Insurance」で検索するとたくさん海外のサイトは出てくるもののどれも安過ぎたり、写真がポップ過ぎたりで、どうも胡散臭い。
甘言を信じて加入しても、もしもの時に補償されなければ意味がありません。
いろいろ探して、人にも聞いて、どうやらここは信じられそう…ということで加入したのはこの会社でした。
Bupa Global
イギリスの保険会社です(ネットではデンマークの会社と書いてる記事もありましたが違うような…)。
その中でTavel-Insuranceが海外旅行保険です。
もちろん英語オンリーなので、パパに頑張って約款まで読んでもらい、手続きもしてもらいました。
多胎妊娠や不妊治療での妊娠などの事情が無ければ36週までの妊婦の通院が保障されるとのこと。
この会社の旅行保険のsingle tripを選択しました。
金額的には、4日間の香港で 約60USD
8日間のハワイで 約90USD
旅行期間など入力して、クレジットカード決済です。
契約が完了したら、メールで契約書の他、保険カード、説明書兼パンフレットが送られてきました。
あっさり手続き完了。
これで妊娠中の旅行も安心安心。
と、手続きした翌日、
妊婦健診で切迫早産&絶対安静を言い渡され、旅行は2つともキャンセル、保険も全てムダになったという悲しいオチがあるのですが。
5.ちなみにアメックスプラチナデスクは?
「なんでも相談に乗ってくれる」という噂のアメックスプラチナデスク。
付帯保険も絡めて妊娠中の海外旅行保険について、電話で質問してみました。
すると、海外旅行保険については別窓口と即「AIGの担当窓口」に電話を転送され、びっくりする位頼りない女性が出てきました。
そして言うには「弊社の保険は、そもそも妊娠中の方は加入頂けません」(本当に加入そのものができないのかは真偽不明ですが)
「他の会社のことは全くわかりません」
さらには
「いったん転送されてるので、もうプラチナデスクに再転送もできません。もう一度ご自身で掛け直してください」
もう心が折れて掛け直しもしませんでした。
さすがのプラチナデスクもこの時ばかりは頼りになりませんでした。残念。
6.まとめ
・妊婦の海外旅行、保険はしっかり確認して入りましょう。
・クレジットカードの付帯保険を始め、ほとんどの保険は、妊娠に起因する通院にはまず適用されません。
・21週までと22週以降で加入できる保険の幅が変わります。
・21週まで…日本の保険会社でも加入できるものがいくつかあります。(例・AIU)
・22週以降…海外の保険会社を選ぶことになります。
※以上、私の経験をお話させて頂きましたが、保険の専門家ではありませんので、実際に契約される場合は詳細ご確認の上お選びください。
選択の際の参考の一つになれば幸いです。
新米ですが、ランキングに参加してみました。
どうぞよろしくお願い致します。